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ウイルスコンピュータで治療する!?
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@kensho_2021pham
キーマスターokazaki yoshihisa先生
大変興味深い論文紹介有難うございます。
腫瘍溶解ウイルス(ウイルスコンピュータ)というものを初めて知りました。
ガン細胞に、標的抗原を付加するストラテジーは大変面白いと感銘を受けました。
一つ質問なのですが、ガン細胞への標的抗原発現誘導の特異性(つまり他の細胞への感染がない)は、
腫瘍溶解ウイルスがもつ何か特性(感染経路など)によるものなのでしょうか。そのあたりの詳細なメカニズムは、
やはりoff-target細胞感染からのCAR-T-on-target副作用につながる懸念をぬぐってくれる気がしたので。
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okazaki yoshihisa
キーマスターお返事ありがとうございます。
可能な限り腫瘍細胞特異的に感染しCD19tを発現させることが求められると思います。
腫瘍溶解ウイルス治療用の、腫瘍特異性をupさせる方法は、下記とかいかがでしょうか?
実際に現場で使ったり、研究しているわけではないので。。。すみません。
東大医科学研究所:藤堂先生
阪大医学部;金田先生 などが御高名です。
藤堂先生が開発されておられる、G47Δ、確かグリオーマに対して薬事申請だされていたような記憶があります。
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okazaki yoshihisa
キーマスター追伸です。
G47Δはこちらです。
グリーオーマに効果ありとのことですが、実際どうなのでしょうか?
関心あります。御専門の大須賀先生のご意見とか聞けると嬉しいです。
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@kensho_2021pham
キーマスターokazaki yoshihisa先生
リンクを貼っていただき有難うございます。
毒を持って毒を制すようで、非常に理にかなっているように感じました。
感染経路で制御、プロモーターの制御、正常細胞での複製機能欠損
など多面的に制御しているのですね。
大変勉強になりました。
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okazaki yoshihisa
キーマスターお返事ありがとうございます。
実験医学の下記の号で、がんのウイルス療法が特集されておりました。
この論文のvacciniaウイルスも取り上げられています。
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